佐原清宝院津送(03/27)

2017 年 04月 03日

 本日は、香取市大倉の臨済宗妙心寺派清宝院の先住職の津送(本葬)と新忌斎(四十九日)でした。

 朝起きたら、なんと雪交じりの土砂降り。さては、作務・草取り・庭掃除を怠りなくされていた先住職の配慮だと思いました。ご自身の行事の時に天気が良かったら、参集する方々がせっかく作務できるのに、その大切な時間を奪ってしまうことになるからです。「土砂降りならあきらめもつくというもの、まあゆっくり腰を据えて別れを惜しんでくれ。」と言ってくださっているのでしょう。

 さて、季節外れの、しかもめったに雪の降らない香取市のぼたん雪はなにを意味しているのでしょうか。きっと、修行道場を出たら作務や庭掃除をおろそかにしている連中への鉄槌だと思います。早々に修行道場を後にした若い僧侶たちが、なにやらの会とかなんとかセンターとかの手伝いやら小間使いにいいように使われて、なんとなく仕事をしているような錯覚に陥って、自分の寺で坐禅会もしていないのによそで開催している坐禅会の手伝いをしているなんて笑止千万・・・時間があるなら、雑草の一本でも抜いたり、ガラス戸一枚でも磨き上げておけ・・・と、先住職の厳しい声がぼたん雪とともに空から聞こえてきそうでした。

 高速道路で佐原に向かっていくと、成田に近づくにつれて雪は本降りとなりました。周辺の畑は一面真っ白。まさか道路は大丈夫だろうと思っていたら、車列は徐々にスピードを落として、路面にはシャーベット状の雪!路上をにらんでハンドルを握り、まさに「看却下」、あんたも余計なことばっかり言ってないで、足元をおろそかにするなよと、言われたのだと思います。