茶室開きをしました。

2019 年 05月 14日

 伽藍再建とともに作った茶室の「茶室開き」をいたしました。

 寺庭夫人の尚美さんがおけいこに行っている社中の先生はじめ、お仲間の方をお招きしてのささやかな茶室開きです。というのも、火災によってお道具はほとんど焼失したため、準備万端整えてのお茶事は不可能なので、略式も致し方ありません。

 とはいえ、茶室の銘は、博多聖福寺の芙蓉庵老大師により「〇庵」(えんあん)とつけていただきました。火災後、檀信徒のみなさんのご縁(えん)で再建できたこと、これからもたくさんの皆さんとのご縁(えん)を大切にしていくということ、圓福寺のえんなどの意を込めてとのことでした。尚美さんいわく、「ずっとお世話になった放牛窟糸原圓応老師の「えん」という意味も感じるわ。」

 ちなみに、茶室の銘板の材料は、かつて本堂前にそびえていた高野槇を製材した板材で、芙蓉庵老大師がご染筆の銘を住職が刻字させていただきました。まだ彫りたてで白っぽいですが、経年変化をすれば字もはっきりしてくるだろうと思っています。