〇△☐

2020 年 02月 11日

 伽藍再建の落慶法要から間もなく一年です。

 落慶法要の導師をお勤めくださった、博多聖福寺芙蓉庵老大師の大幅の墨跡の表装が仕上がってきました。

 早速、書院の一間半の床にかけさせていただきました。

 「〇 △ ☐

 茶は是れ養生の仙薬なり」

 〇△☐は、仙厓さんが好んで書かれたことで有名です。出光のガソリンスタンドの「〇△☐」も、仙厓さんのものをモチーフにしたものだと聞いたことがあります。

 「〇」は角の取れた人のこころにたとえられます。坐禅をして、そんな心になろうとするわけですが、なかなか難しい。時には、△の心になったり、☐の心になったり・・・。人の心は一筋縄ではいかんなあ。

 あるいは、世の中には、〇だの、△だの、☐だの、いろんな心の人がおるわい、とでも言うのでしょうか。

 そんな仙厓さんの心を思いながら拝見すると、なんとなく楽しくなってくる一幅です。