歩き遍路から無事帰山

2020 年 03月 02日

 3巡目第8回の四国あるき遍路から帰ってきました。

 今回は、久万高原の44番大宝寺・45番岩屋寺、そして松山平野に下りて、49番浄土寺までの2泊3日です。

 初日は寒いながらも雨には降られず、久万高原への峠越えの中でも比較的楽な「農祖峠」越えの遍路道を歩きましたが、一昨年の西日本豪雨の影響か、遍路道を倒木がふさいでいるような場所もありました。(写真)

 2日目は、朝から終日の雨!しかも、岩屋寺に行く難所「八丁坂」を歩かなければなりません。

 ようやく八丁坂を登り終え、しばらくは尾根伝いの道ですが、岩屋寺の手前からは濡れた落ち葉が積もった石ころだらけの下り坂です。ところどころ石畳が残っていますが、これが曲者で非常に滑りやすいと来ています。足を滑らせたり、しりもちをついたりしながら、ようやく岩屋寺にたどり着きました。

 よ~く冷えたおにぎりを境内の休憩所でほおばって、休憩もそこそこに・・・下り坂で汗だくになったので、休むと体が冷えてしまうのです。途中で気温を調べると、3~4℃でした。・・・お寺を後にして「古岩屋荘」に向かいました。渓流沿いの遍路道は、夏なら快適そうな道ですが、雨の中、濡れた落ち葉と落石を避けながら歩いて宿にたどり着きました。

 予定よりかなり早くの到着でしたが、快くチェックインさせていただき、冷えた体を温泉に浸すことができました。

 翌朝出発時に、フロントの人に聞くと、新型コロナウィルスの影響で、3月はキャンセルが続いて予定表が白くなってしまったと嘆いていました。そういえば、土曜日だったのに宿泊客は私たち以外に一人しかいませんでした。

 「古岩屋荘」のワゴン車で三坂峠まで送っていただき、三日目はひたすらの下りでした。

 途中の案内板に、この厳しい下り坂が松山と高知を結ぶ主要道だった説明がありました。下りながら、かつては重い荷物を背負わせた馬を引いた馬子が馬子唄でも歌いながら通ったのだろうと、どこかから馬子唄でも聞こえてきそうだと思いながらようやく麓までたどり着くことができました。