寺日記 虎のように 2010 年 01月 01日 左が新年の門前の掲示板です。その良い加減がむずかしいのですが、強弱、緩急、高低、美醜、硬軟などを考えて行動していてはまだまだです。虎は痛いだろうとか、落ちないだろうかなんて考えているはずもなく、ちょうど良い加減でパッと咥えて、そこには分別がありません。もし分別があったら、その子はハイエナに食われてしまうか、ハゲタカにさらわれてしまうに違いありません。それに比べて、自分はなんとのんびりしていることか、のんびりしているから余計な分別に振り回されてしまうのです。閑居して不善を為すって言うじゃありませんか。ご用心ご用心。平成22年元旦 日記の一覧に戻る 臨済宗妙心寺派大廣山 圓福寺 トップ 永代供養 圓福寺報 寺日記 四国あるき遍路 市原別院 再建計画 お問い合わせ (C) 2020 臨済宗妙心寺派 大廣山 圓福寺