圓福寺日記

正月も終わり「山中歴日無し」(R5 1/10)

2022 年 1月 10日

 

年が明けてから早、10日が経っております。

 

修行道場では老大師が毎年、

「山中暦日なし、寒尽くれども年を知らず」

と仰っていたことを思い出します。

かみ砕いて申しますと、

「年が明けたとしても、修行に於いてはなにも変わることはない」

といったところでしょうか。

「正月だから~」

と何かにつけて言い訳に浸かってしまいがちです。

この気を引き締めるためにもこの言葉があったのでしょうか。

 

もう正月も10日も前のこと、

気持ちを入れ替えてしっかりと日々精進してまいります。

 

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