こんにちは
今日は大師堂の前の菩提樹を剪定しました。
毎年剪定はしているのですが、
この菩提樹はお釈迦様のふもとにあるためか、
かなり元気です。
新芽の量も太さも立派なものです。
しかし、放っておくと大変になるので、
夏日の中ですが、剪定をしました。
剪定をしているとアブラムシの塊や、
新芽同士で邪魔しあっているものなど、
菩提樹の成長に悪影響の部分が多くありました。
菩提樹というと、
中国唐時代の神秀禅師の言葉、
「身は是れ菩提樹」が頭に浮かびます。
山田無文老師の「無文全集」の中から解説を引用しますと、
「『身は是れ菩提樹』でありますから、
身体は悟りの花を開く樹である。
命あって初めて悟りが開けるのであります。
この命というもの、体というものはまさに菩提の樹であって、
これは大切にしなければならんものである」とあります。