圓福寺日記

玄関わきの白梅がほころび始めました。

2021 年 02月 09日

 世の中、新型コロナに振り回されて、外出自粛が叫ばれ、会社員も大学生もリモート生活。大学生は、リモート授業ばかりのうえ、居酒屋でのアルバイトもなくなり、国からの指示で強制引きこもり状態。リモートでの仕事が不可能なサラリーマンは、びくびくしながら会社に通われているのではないでしょうか。

 今年待ち遠しいのは、春だけでなく、ワクチン接種ですが、お寺の玄関わきの白梅が咲き始め、春は着実に近づいています。それにしても、日曜日は最高気温が18℃もあったのに、昨日は9℃。市原別院では夕方にあられが降ってきました。

 玄関わきの白梅は、徒長枝がそのまま太くなったようなあまり格好の良いものではありません。おそらく予算の都合で見事に仕立てたかっこいい梅を植えることができなかったのだと思いますが、これから丹精込めてかっこよく仕立てていきたいと思っています。

 「梅切らぬバカ」というように、梅は剪定してかっこよくなっていくのですが、頭を剃ることに慣れている身にとって、剪定もお手の物ですから・・・。

 コロナ情報もあふれていますが、真偽を確かめて不要なものは切り捨てて、余計な情報に振り回されないようにしたいものです。

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