圓福寺日記

はじめてのおつとめ(R5 1/29)

2022 年 1月 29日

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連日厳しい寒さが続きます。

毎朝、霜柱が立ち、苔は凍り、

箒を持つ手はかじかんで掃除をするだけでも厳しい状態です。

そんな厳しい寒さの中でも、百花の魁とも言われる、玄関横の梅の木が必死で蕾を大きく成長させる姿に元気をもらいます。

 

 今朝のお勤めには幼稚園児のお二人がご両親とご一緒にお越しになられました。

我々と一緒に朝のお勤めをして坐禅も座られて行かれました。

夜明け前の寒さと眠さたるや相当なものだったと思いますが、文句や泣きべその一つも見せずによくやられているなと本当に関心しました。

同時にご両親さんもしっかりとされている姿があり、それを見て子供は育っているのだなあ、とこれもまた関心いたしました。

「子孫の為に美田を買わず」(西郷隆盛)で、子供にはあえて厳しい思いをさせることで立派な大人になっていくのだなと感じた次第でありました。

本当に元気をもらったお勤めになりました。

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