寺日記 あるき遍路の持ち物 2008 年 11月 13日 いよいよ明日から「四国あるき遍路の旅」、2巡目の第2回です。十一番札所藤井寺から十七番札所井戸寺までの予定です。今回の荷物は殊のほか少なく、少々不安でもあります。不可欠なのは、替えの下着二組と洗面道具に雨合羽。わらじもビニールの荷造りロープでの手作りですから、わらと違って丈夫この上なく、予備も必要ありません。脚絆も持ったし、腰上げ紐もあるし・・・。しかし、袈裟文庫の中を見て、馬齢を感じないわけにはいきませんでした。かつては持っていくこともなかったものが目に付きます。◆シップ薬・・・膝の靭帯を痛めているらしく、長い距離を歩いた後は必ず冷やすようにと整形外科で言われました。本当は、氷で冷やすのがいいのだそうですが、旅先のこととてシップ薬を代用する予定です。◆ワセリン・・・素足にわらじだと、寒風の中を歩いた後、ガサガサ・コナコナしてくるので、これを塗る予定。若い頃はそんなことを考えたこともありませんでしたが・・・。◆ぜんそくの吸入薬・・・ふた月程前に風邪をひいて、長引くなあと思って念のため、呼吸器科に行ったらぜんそくとの診断。朝夕の吸入薬が欠かせないこの頃なのです。◆マイ箸・・・これは馬齢とは関係ありませんが、雲水の必需品。参加者全員も、圓福寺オリジナルのへんろ箸を持参して、2泊3日のエコライフです。今回、老眼鏡は持っていきませんが、細かい歩き遍路の地図を見るのには欠かせません。次回あたりからは、携行品のリストに入るでしょう。11月13日撮影は、あるき遍路に同行した石川信子さんです。念のため、写真のモデルは和尚です。 日記の一覧に戻る 臨済宗妙心寺派大廣山 圓福寺 トップ 永代供養 圓福寺報 寺日記 四国あるき遍路 市原別院 再建計画 お問い合わせ (C) 2020 臨済宗妙心寺派 大廣山 圓福寺