こんにちは
墓地への参道を掃除にいきますと、
可愛らしい白い花が落ちておりました。
これはナツツバキの花で、
沙羅(サラ、キャラ)の木とも言われ、
お釈迦様が亡くなられたとき、
満開に咲いた花として知られます。
お釈迦様が亡くなられたのは、
2月15日と言われておりまして、
本来はナツツバキの咲く季節ではありません。
お釈迦様が亡くなられたことの
あまりの悲しさにナツツバキが咲いたと言われます。
逆に枯れてしまったナツツバキもあるとも言われます。
そのため、沙羅の木が対であったので、
沙羅双樹と言われております。
沙羅双樹という木はありません。
お釈迦様の死を二通りに捉えるということのメッセージです。
今にも暑い夏が始まりそうです。
ネガティブな方面ばかりを考えずに、
ポジティブにも捉えられる柔軟性を持ちたいです。
合掌