現場だより

床下地も完成間近

2018年06月27日

 本堂の柱が建てられたと思ったら、もう床の下地が張られています。

 【上の写真】
   本堂の西側隅から内陣方向を撮影したものです。
  
   本堂西側の一間廊下がよくわかります。この廊下の窓に、幅一間半の「火頭窓」が取り付けられます。

 【下の写真】
   庫裏の玄関ホールから内陣方向を撮影したものです。
 
 中庭に面した中廊下が見えます。内陣脇間の天窓から光が差し込んでいるのも、よく見るとわかります。

 左に目を転ずると、三間の広縁があるのですが、資材置き場と作業場になっているため、写真を撮っても三間の広さがわからないので撮影しませんでした。ちなみに何の作業をしていたかというと、大工さんが太い柱のカンナ掛けをしていました。今日は風が強かったので、透き通るぐらい薄いかんなくずが現場を舞っていました。最近では、薄いかんなくずを見る建築現場は珍しいと思うので、さすが寺社建築の現場だなあと妙に感心しました。

(C) 2020 臨済宗妙心寺派 大廣山 圓福寺