市原別院日記
冬の畑仕事
2020年01月14日
幼稚園年長の子どもたちが秋に植えた大根ですが、おさらい会などで忙しかったので、なかなか畑に足を運ぶことはできませんでした。
ようやくおさらい会というビッグイベントも終わり、子どもたちが畑に来ることができました。
今日の仕事は、大根の間引きです。
でも、種をまいて少し大きくなったのを引っこ抜いてしまうのは、子どもたちにはなかなか納得がいきません。みんな同じように大きくなればいいのに・・・、とでも思うのでしょうか?
世の中コロナ騒ぎで、ソーシャルディスタンスという言葉を子どもたちでも知っています。そこで、大根もソーシャルディスタンスをとってのびのび育ててあげようということになりました。少しは納得したようでしたが、やっぱり少し大きくなった大根を目の前にすると引っこ抜こうとする気持ちがゆらぐようで、うねをすすむにつれてソーシャルディスタンスから大根も密、サンミツならぬコンミツになっていました。
さて、収穫はいつになるんでしょうか。
私は、秋に収穫を終えたサツマイモの乾いたツルを集めて燃やし、そのあとをトラクターでざっくり耕しておきました。
切りのいいところまでと思って耕していると、お弁当を食べ終えた子がやってきて、お昼ご飯を食べないでやっていると成道会のののさまみたいになっちゃうよー、と大声で忠告してくれました。時計を見ると、すでに1時を過ぎていました。
遅くなったお昼ご飯を食べて外に出ると、西の空から雪雲のような黒っぽい雲が迫っていました。まさか温暖な千葉でこの時期に雪もないだろうと思って、大根の土寄せを耕運機で終わらせた頃に、空から白いものが降ってきました。なんと、「雪」。急いで、耕運機を片付けて、そそくさと千葉に帰ることにしました。
市原別院日記
狼籍者の出入り口
2020年01月14日
昨年の台風で土砂が流れ込んだU字溝の掃除をようやくしました。
グレーチングまで土砂が覆っていましたので、山の絞り水はU字溝に入れずに、道路を勝手気ままに流れていました。
グレーチングを外して、大量の流れ込んだ土砂をスコップで運び出すのですが、アスファルト道路の表面排水を受けるために、かなり深いU字溝だったので、重労働でした。
掘った土砂をショベルカーのバケットに入れて、バケットがいっぱいになったら軽トラに積んで、軽トラがいっぱいになったら、それを原っぱに降ろしてくるのです。
そんな作業を何回も繰り返して、ようやくケンチ石の根元の泥を片付ければ終わりというところまでたどり着きました。
ショベルカーで泥を片付けている途中に、ケンチ石になにかがこすれた後を見つけました。折れた枝や倒れた竹なら、風に吹かれて半円の跡が残るのはよく見ますが、それは縦に無数にありました。誰かが竹をとるために上りついた時の跡だろうか?でも、高さは2メートル近くもあるし、アスリートでもなければ無理!
いろいろ想像して、はたと気づきました。いつも梅林や原っぱを荒らしまくっている狼藉者のイノシシの仕業に違いありません。こんな高いところを上り下りして、村の田んぼを荒らしに行っていたのです。ケンチ石の無数の縦の筋は、イノシシが上り下りするときにつけた蹄の跡でした。その証拠に、上りついた先の竹やぶに、けもの道の入り口があるではありませんか。
すぐわきのイノシシよけフェンスが通れないものですから、こんなところから狼藉者は出入りしていたのでした。
グレーチングまで土砂が覆っていましたので、山の絞り水はU字溝に入れずに、道路を勝手気ままに流れていました。
グレーチングを外して、大量の流れ込んだ土砂をスコップで運び出すのですが、アスファルト道路の表面排水を受けるために、かなり深いU字溝だったので、重労働でした。
掘った土砂をショベルカーのバケットに入れて、バケットがいっぱいになったら軽トラに積んで、軽トラがいっぱいになったら、それを原っぱに降ろしてくるのです。
そんな作業を何回も繰り返して、ようやくケンチ石の根元の泥を片付ければ終わりというところまでたどり着きました。
ショベルカーで泥を片付けている途中に、ケンチ石になにかがこすれた後を見つけました。折れた枝や倒れた竹なら、風に吹かれて半円の跡が残るのはよく見ますが、それは縦に無数にありました。誰かが竹をとるために上りついた時の跡だろうか?でも、高さは2メートル近くもあるし、アスリートでもなければ無理!
いろいろ想像して、はたと気づきました。いつも梅林や原っぱを荒らしまくっている狼藉者のイノシシの仕業に違いありません。こんな高いところを上り下りして、村の田んぼを荒らしに行っていたのです。ケンチ石の無数の縦の筋は、イノシシが上り下りするときにつけた蹄の跡でした。その証拠に、上りついた先の竹やぶに、けもの道の入り口があるではありませんか。
すぐわきのイノシシよけフェンスが通れないものですから、こんなところから狼藉者は出入りしていたのでした。