台風15号の被害について

2019 年 09月 14日

 台風15号が去った次の日、庭に散乱した大量の葉っぱや折れた枝などを軽トラックに満載して、市原別院に向かいました。おそらく倒木などもあるだろうと覚悟して出かけました。

 館山道が木更津北から通行止めになっていたので、国道14号に迂回する車で市原インターの出口が渋滞しておりました。渋滞の最後尾は、高速道路本線まで伸びていました。

 ようやくインターを降りると、田んぼの端に建てられた看板があちこちで飛ばされたり、傾いていたりしました。瓦が飛ばされた家、外壁がはがれた家、ガソリンスタンドの屋根の天井がめくられるように垂れ下がっていたり、途中に茅葺きをトタンで覆ったお寺の本堂がありましたが、トタンがすべて吹き飛ばされて昔の茅葺きが丸見えになっているお寺もありました。

 軽トラックのガソリンが心配だったので、いつも行っているガソリンスタンドに行くと停電のために営業しておりません。いざというときは、別院にストックしてあるガソリンを使えばいいと思い、別院に急ぐことにしました。コンテナハウスが転がっていたり、農機具小屋が飛ばされていたりの惨状を見ながら走りますが、停電のため交差点の信号はついていません。たまに点灯している信号も、台風であらぬ方向を向いていたり、中には赤信号だけ目玉が飛び出すように飛び出ているものもありました。

 別院への集落の中の道に入っても、道路には障害物がなく順調だったのですが、さらに細い道に入ろうとすると、杉の大木が道路を完全にふさいでいました。迂回しようと思ったら、そちらの道は今まさに倒木を片付けている最中、枝を払った杉の木をフォークリフトを使ってわきにどかそうとしていました。

 ほどなく片付けが終わったので、別院に行くと入り口近くの杉の木が倒れていました。フジが巻き付いている杉の木で、毎年きれいな藤の花を見せてくれていた杉の木です。やっぱり倒木があったか、といきなり思わされました。中に入って、千葉から積んできた葉っぱや枝を降ろそうと車から降りると、湿気のある暑さにビックリさせられました。この暑さの中、チェーンソーでの倒木片づけは熱中症の危険があると思い、被害状況の確認だけすることにしました。

 被害は、梅林の梅の木が一本横倒し、植林した杉の木が2~3本、ヒノキが4~5本倒れかけて、奥に進むと雑木の巨木がドサーッという感じで倒れていました。また、隣地の太い雑木が倒れこんでイノシシの防護柵をつぶしています。さらに雑木林の方に行くと、なんとなくいつもより明るく感じられます。強風で葉っぱが飛ばされたからだろうと思いつつ奥に進むと、なんと隣地の杉林がバキバキに折れて壊滅状態です。3反歩ぐらいの広さはあるでしょうか、植林されて数十年ほどの杉の木がほぼ全部なぎ倒されていました。そのせいで雑木林が明るく感じられたのだとわかりました。ここもまた、倒れこんできた杉の大木でイノシシの防護柵が飴細工のようにぐにゃりとつぶされていました。

 被害は倒木と、それに伴うイノシシ防護柵の破壊ぐらいで、プレハブの本堂や鳥小屋、鉄パイプで手作りした車庫は無事でした。

 倒木片づけにどれぐらいの日数がかかるのか、時間を見つけてはこつこつやるしかないと思っております。