伽藍再建工事に伴う庭づくりで張った苔がなかなか根付かなかったので、植木屋さんが新しい苔に張り替えてくれることになりました。

苔庭のあちこちに霧吹きの散水栓を設置して、まんべんなく水分がいきわたるように、朝晩30分ずつ散水をしていたのですが、巣作りの鳥がついばんでいったり、乾燥が進んだ時に強風で飛ばされてしまったりして惨憺たるものでした。

今度の苔シートは、いろんな種類の苔が混生しているものだそうで、根を張るもの、地表に張り付くものなどが混じっています。そのうちの環境に適した苔が繁茂していくはずと考えているのですが、果たして、今度は根付くのかどうか、これから迎える梅雨や暑い夏が正念場だと思います。