圓福寺日記

20年ぶりのミシン

2023 年 6月 16日

 

こんにちは

 

今日は雑巾を新調すべく、

タオルを縫い合わせていました。

 

手縫いはしばらくやっていたのですが、

今回はミシンを中学ぶりに使用しました。

 

ボビンを巻くことくらいは覚えていたのですが、

いざ、セットとなると何が何やら、、

しかし、最近のミシンは優秀で、

初心者にも扱いやすいように、

一つ一つマークが付いていました。

そして、驚いたのが、

針の糸通し機能です。

 

ミシンの針の横に針の糸通しパーツが付いていて、

難なく針に糸を通すことができました。

 

また、調べると、

このミシンにはないようですが、

縫い終わり機能なるものなど、

様々な多機能のミシンが世にはあるそうです。

 

この約20年の間にミシンは進化しているのかと、

楽しくなりました。

 

左の写真が今回の作品、

雑巾です。

 

なんとか縫うことはできましたが、

縫い終わり、縫いはじめの糸が

ところどころに広がってしまっています。

 

二枚目はこのようにならないよう、

ミシン目はなるべく一筆書きにしよう、

とか、

タオルが完全に重なるように添える手を工夫しよう

とか、考えながら縫いました。

そこに手作りの楽しさがまだ残っていることに楽しくなりました。

 

性能がいくら進化しても、

ものづくりには工夫のしどころがあり、

そこがものづくりの楽しさだなぁと

しみじみに思いました。

 

合掌

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