市原別院日記

台風土産(その2)

2019年10月09日

今日の倒木片づけを終えて、門を閉めようとしたら、正面の枝垂桜のところどころに白いものが見えます。

門を閉めて近づいてみると、なんと時ならぬ「花」ではありませんか。全体にぱらぱらと咲いています。

台風で葉っぱのほとんどを飛ばされて、枝垂桜は冬になったと勘違いしたのかもしれません。台風15号の翌日は、気温が上昇して真夏日になりました。そこで、枝垂桜は冬からいきなり春になったと思い違いをして、あわてて「開花」したに違いありません。なんとも、人騒がせではなく、桜さわがせの台風です。

そういえば、毎年秋のお彼岸に必ず咲くヒガンバナが、今年はお彼岸すぎに咲いていました。ついに、時間厳守のヒガンバナも体内時計を狂わされた秋でした。

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